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【会社の悪しき習慣】自社商品・サービス加入を強要は当たり前

田舎の悪しき風習

田舎の悪しき風習とは、昔からの文化・風習による固定観念や偏見の持続です。これには、地域の閉鎖性や伝統の維持に執着し、新しいアイデアや異なる価値観への受け入れが難しい傾向があります。特定の社会的役割やジェンダーの固定観念、階級制度の維持などが見られ、個人の自由や多様性が制限される場合もあります。これらの風習は時代の変化に適応せず、社会的進歩や平等の実現を妨げる可能性があります。

高知県土佐市の地域おこしで開業したカフェ店主とNPO法人、土佐市役所間で炎上したことが話題ですが、他の田舎でもこんなことは日常茶飯事です。

自社商品・サービス加入の強要

悪しき風習を私が体験したのは、自身が勤めている会社の商品・サービス加入の強要です。

入りたくないサービスへの加入強要が行われました。業務とは関係のないところで無駄な時間と労力を費やし、メンタルの疲弊が大きかったです。

今は退職しています。

自社商品・サービス加入強要は違法か合法か

強要は違法です。サービス加入が社員の自由意思に委ねられているのであれば、法律的には問題がありません。

しかし、会社側は「あくまで自由意志だけど、サービスに入らない?これはあくまでお願いだからね?」という文言で暗に強要をしてきます。

なぜ強要するのか

なぜ、会社側は強要するのでしょうか。これは強要している本人はサービスに加入することが「当たり前」と思っているからです。

みんな揃って「自社サービス・商品を理解してほしいから」「愛社精神のひとつの形」「みんな入ってきたから」などと言います。

  • 「自社サービス・商品を理解してほしいから」:それであれば会社側から無償で提供すべきです。現物支給がダメだから、、と言ってきますが業務に必要なものであれば業務時間内に触れる環境を提供すべきと反論すればよいです。
  • 「愛社精神のひとつの形」:強要されて愛社精神は育ちません。
  • 「みんな入ってきたから」:理由が論理的に分かりません。

どのように対応すべきか

サービスに加入する

人間関係など折衝を好まない方もいると思います。その場合は黙ってサービスに加入するしかありません。みな無駄だと思ってサービスに加入しています。

状況を録音する、証拠を集めておく

強要された際の録音や証拠集めをしておきましょう。結局は強要されても断り続ければサービスに加入することなく今後も過ごすことが可能です。

しかし、腫物扱いされる場合や今後の昇進などは難しくなる可能性があります。田舎の人間関係は思った以上に面倒で執着深いです。

状況を変えられない場合

正直、状況を変えることは不可能に近いです。集めた証拠を労働基準監督署へ持っていく場合も結局は犯人捜しされて上で言ったような腫れ物扱いや業務に支障が出るでしょう。

管理職や役員レベルがそのような考えを持っているため、変えることはできません。彼らは未だに昭和の時代を過ごしているのです。

土佐市の事例のように大炎上を引き起こして、時代は令和であることを見せてあげるしかありません。

退職する

環境を変えられないため、こちら側から環境を変えるしかありません。遺恨が残る退職理由となります。話すことが苦しい・辛い場合は退職代行を利用しましょう。田舎企業は「話し合えば分かってもらえる」と思いがちです。きっと何度も話し合いに持ち込まれると思います。

意志を強くもつことが大事です。

転職する

退職後は次の会社を探す転職活動が待っています。

現在はエンジニア職が足りておらず、引く手あまたの環境となっています。資格取得と転職活動が同時に行える下記を利用すると良いでしょう。

  • ITスクール「CODE×CODE」との連携
    • IT業界への転職を目指すにあたって、資格の取得は有効な手段です。ITスクールと連携することによって、資格を取得して有利な就活を実現可能です。
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自社サービス加入強要の体験談

サービス内容

私が勤めていた会社はサブスク型の月額使用料が発生するサービスです。自社サービス利用として、3割引きで提供するという福利厚生がありました。私としては全く不要なサービスでした。

しかも、インフラ・技術部門の部署に所属していた私は夜間休日の監視運用も自宅待機で行う部署でした。つまり、サービスに加入しないと業務に支障が出る立場となります。

加入の拒否をしまくった私は結局、該当サービスについての監視部分だけは監視の品質が落ちても構わないということになりました。

ここから、私と会社の戦いをご紹介します。

入社半年程度の時期に1~2ヵ月程度に渡って加入強要をされました。

強要1回目-課長面談

直属の上司である課長面談がありました。

1時間程度です。フランクな面談でしたが、内容はサービスの加入についてでした。

強要2回目-役員面談

1回目の戦いの後、1週間後に役員に呼ばれて面談となりました。

会社規模は100人程度で地元の第3セクターと呼ばれる企業です。

こちらもサービスに入らないか?という趣旨でした。

「あくまでお願い」という姿勢を崩さず、個室で1時間に渡り交渉されました。「パワハラと感じています」「これは実質的な強要です」と言っても諦めてくれませんでした。

強要3回目-課長面談

再度課長面談がありました。また1時間程度です。

ほとんど同じ内容であるため割愛しますが、徹底して拒否しました。

ここら辺から、呼ばれてから個室に行く道中でスマホ録音機能をONにする動作を相手側にも見えるようにしながら入っていくと、少し強要が大人しくなりました。

強要4回目-総務部長面談

1時間程度でした。私の人事を担当した総務部長との面談でした。彼は体育会系で非常に圧力がありました。

これまで過去3回受けた私はどうってことありませんでしたが、これ以降は強要はありませんでした。

自社サービス加入強要の聞いた話

同じ会社で同僚も強要された話を紹介します。

社員名簿と顧客データベース確認していた

自社サービスに加入するという事は管理している顧客データベースに登録されるということです。社員割引のようなカラムがついたうえで顧客データベースに登録されます。

顧客データベースを確認できる部署だと、従業員の加入具合を把握することができるのです。

そこで、同僚は引越し前は加入していましたが、引越し後は加入せず過ごしていたことが会社側にばれてしまいました。また強要され、再度加入したそうです。

退職代行・転職がおすすめ

このような企業は世代交代で何十年と経たないと変わることができません。

こちらから退職・転職することがおすすめです。

100人程度の会社だと、一度遺恨を残すと今後の業務や昇進にも必ず影響します。

退職する

環境を変えられないため、こちら側から環境を変えるしかありません。遺恨が残る退職理由となります。話すことが苦しい・辛い場合は退職代行を利用しましょう。田舎企業は「話し合えば分かってもらえる」と思いがちです。きっと何度も話し合いに持ち込まれると思います。

意志を強くもつことが大事です。

転職する

退職後は次の会社を探す転職活動が待っています。

現在はエンジニア職が足りておらず、引く手あまたの環境となっています。資格取得と転職活動が同時に行える下記を利用すると良いでしょう。

  • この記事を書いた人

KAITech

大企業/中小企業/ベンチャー企業を経験
AWS/ネットワークのエンジニア
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