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【副業】IT・テック記事執筆のポイントや無料ツールを紹介!

ITエンジニアにとって副業はシステム開発だけではありません。

IT企業のホームページにあるIT・テック記事のライターでも月に数万円程度であれば直ぐにでも稼ぐことが可能です。

今回は、IT系エンジニア向けライティングのポイントをご紹介します。

下記記事では、インフラエンジニア向けにライター以外の副業についても記載しています。

IT・テック記事執筆のポイント

IT記事執筆のポイント

IT・テック記事を書く場合、自身の経験や知識を活かすことはとても大切ですが、それだけでは足りません。

ブラウザ検索上で上位に表示されるような記事を執筆する必要があります。

副業で行う場合も、案件の要求事項に含まれている場合がほとんどですので、これから紹介するポイントを十分に把握しておきましょう。

SEO対策

検索エンジン最適化(SEO)の知識は欠かせません。

タイトルの文字数は32文字以内、見出しにもキーワードを含める必要があります。

他にも、文字数や文章のみやすさ、画像選定などが必要です。

これにより、記事が多くの人に見つけてもらいやすくなります。

PAA対策

「こんにちは」で表示されるPAA
「こんにちは」で表示されるPAA

PAA(People Also Ask)とは、Google検索上に上記のように表示されるブロック内に自身の記事文章が記載される機能です。

ボックスに表示される質問に対する回答を記事内に盛り込むことで、PAAに表示されるようになります。

PAA対策を取り入れることで、より多くのトラフィックを獲得できるでしょう。

競合記事調査

一般的なIT記事「HTMLとは」や「プログラミング言語とは」などのキーワードの記事は数百、数千の記事が存在します。

他の競合記事に負けないように、同じテーマの競合記事を調査し、差別化ポイントを見つけることが重要です。

独自の視点や深掘りした情報を提供することで、読者の興味を引き込むことができます。

キーワード検索上位の複数記事のタイトル・見出し・内容を調査し、自身の記事に役立てましょう。

共通語対策

執筆するキーワードに対して、そのワードに起因する(頻出する)共通語対策を実施しましょう。

それらの単語を記事内にちりばめることにより、記事としての質が高いと検索エンジンに判定されやすくなります。

文体

記事内の文体にも注意が必要です。

基本的に「です・ます調」を採用しているメディアが多く、「だ・である調」はほとんどありません。

ITエンジニアは大学時代の論文や報告書作成では「だ・である調」を良く使っていたはずです。

そのため、記事執筆の際には不自然な文章にならないように注意しましょう。

また、「です」と「ます」が連続しないように文章を構成しなければなりません。

上記ポイントは、副業案件の要件として含まれている場合がありますので、本スキルはしっかりと身に着けておきましょう。

IT・テックライターが使う無料ツール

ITライターが使う無料ツール

次に、IT・テックライターが利用している無料ツールをご紹介します。

文字数カウント

1つ目は、文字数カウントです。

タイトルの文字数や記事全体の文字数を確認したいときに使用します。

検索ボリューム調査

検索ボリューム調査には、ラッコキーワードが便利です。

執筆するキーワードが月に何件検索されているか、他にどのような単語で検索されているかが分かります。

2単語・3単語検索でもヒットするようにタイトルや見出しを考えましょう。

共通語検索ツール

共通語対策を行うために共通語検索ツールを使用しましょう。

サクサクLABO」がおすすめです。

キーワードに関する共通語を上位50、下位50と合計100個の単語を提示してくれます。

ただし、無料版では1日あたりの回数制限があるため注意が必要です。

文章校正ツール

執筆後、文章校正ツールにもかけておきましょう。

「様々⇀さまざま」、「等⇀など」を自動で判別してくれます。

自分の思い込みによる日本語の間違いなどを訂正しておきましょう。

コピペチェックツール

執筆後はコピペチェックをしておきましょう。

コピペチェックは「無料コピペチェックツール」が便利です。

コピペ率は案件によって異なりますが、30-40%程度に抑えましょう。

私の場合は、構成から執筆までオリジナルで実施するため、20%中盤~後半程度のコピー率となっています。

IT・テック記事の受注方法は?

ITライター副業の始め方

IT・テック記事のライターとしての副業を始めるには、まず何からすればよいのでしょうか。

エンジニアの副業ライターの始め方をご紹介します。

ポートフォリオを数記事作成する

はじめに、自身のポートフォリオとなる記事を数記事作成しておきましょう。

文字数は3,000文字~10,000文字、自分のエンジニア領域の記事を用意します。

記事は自身のブログを用意しても構いませんが、サーバーレンタルやドメイン取得費用が掛かるため、無料のレンタルサーバーかnote、Qiitaでも問題ありません。

自身のライティングスキルを見せる大事な記事になりますので、十分に時間をかけて作りましょう。

記事の受注はクラウドワークス

記事の受注にはクラウドワークスがおすすめです。

案件数が多く、個人名や銀行口座を取引相手に伝えずに副業ができます。

複数案件を執筆することで、さらに自身のスキル向上にもつながります。

クラウドワークス

月5万円の副業も可能

IT・テックライターの文字単価は1.0円~2.0円、高額案件の場合は3.0円になることもあります。

記事の文字数は3,000~10,000字程度となるので、1記事あたり3,000円~2万円ほどになるでしょう。

IT企業のテックブログは月に数本依頼がくるため、上手くいけば月5万円の副業収入も簡単に実現できます。

上記の記事執筆のポイントや無料ツールを使って、副業ライフに挑戦しましょう!

  • この記事を書いた人

KAITech

大企業/中小企業/ベンチャー企業を経験
AWS/ネットワークのエンジニア
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