
仕事でミスをすることは誰でも経験あると思います。
ミスをして怒られたくはありませんし、その後どのような未来が待っているか不安になると思います。
今回は大企業、中小企業、ベンチャー企業を経験した私がそれぞれの仕事でミスした際の違いについて共有します。
仕事でミスした場合の対応
大企業の場合
粛々と対応され、怒られはしない。但し対応策にかなり時間が取られる。
怒られるか
ミスを報告したときに、怒鳴られることや怒られることはありません。
上司としても昨今のコンプライアンスの観点から怒ることはしません。
大企業の管理職となると頭も良く短絡的になることは少ないです。
一部、古い考えの人や体育会系の上司となると怒鳴る人がいますがごく一部です。
起こった場合、上司側も異動や昇進に響くため上司もデメリットしかありません。
対応は
粛々と対応をされます。上司側もさらに上の上司への報告や品質管理の担当者へ報告する必要があるかを検討しなければいけない為、上司側も対応で動く必要があります。
対策に時間がかかる
大企業は品質管理でISOなどを導入している企業が多いです。
「なぜミスが発生したか」「ミスに対する対策は」「ミスによる影響とその対応の時系列は」など、ミスに対する詳細を掘り下げて今後起きないようにするためにはどうするかを第一に考えます。
対策としては、エンジニアであればプログラムを組み換えたり、システム的に再発を防止するよう他部署と連携を取る、対応フローを考えるなどが挙げられます。メンバーへの周知(どのようなミスをしたか、暫定対策は何か)もその日のうちに実施します。
上記を資料にまとめ、事故報告書を作成、対策会議で上司にレビューを行いさらに修正を加えます。
レビューが合格した場合にその対策を実施、場合によっては1つのミスで数か月かかります。
①ミス要因
②ミス時系列
③ミスに対する暫定対処を作成、周知
④なぜ起きたか深堀
⑤深堀による対策検討
⑥対策実施
中小企業の場合
怒られるか
人によります。大企業よりかは怒られる確率が上がります。
コンプライアンス研修や倫理の教育が行き届いてない、異動などが発生しづらい(人員が少ないため)、人事まで情報が届かないなど、仕組みや人材の質が低くなり、怒られやすくなります。
対応は
謝ることが大事です。対応は大企業ほど大変ではありません。
謝って上司やお客様の怒りボルテージを鎮め、ミスに対する対応をしっかりリカバリしてしまえばOKです。
ミスに対する対策も上司に言われれば実施しますが、上司側もそのような発想が無い場合が多く、「次は気を付けろよ」くらいで終わります。
2回目のミスをしないように注意
対策を真剣にする必要が無いので、ある程度期間が空いた場合に再度そのミスが発生する場合があります。
その際、上司側も覚えられていると怒られる可能性が高くなります。
会社としてではなく、自分を守るために自分にできるミスへの対策をしておきましょう。
ベンチャー企業の場合
怒られるか
ほぼ怒られません。ベンチャー企業は野武士の集まりで他人にあまり構っている時間が撮れない人が多いです。
そのため、ミス後の対応をして残りのタスクが無ければOKという考えが多いです。
対応は
ほぼ無いです。そもそもミスが表立つことが少ないです。管理もなく、ある程度自由に裁量をもって働いているため、自己処理可能であればOKとなります。