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屋外用プラボックスの役割と注意点を解説!

屋外用プラボックスとは

新築を建てる人やマンション管理者の皆様にとって、屋外用プラボックスは非常に役立つアイテムとなります。本記事では、屋外用プラボックスの役割や費用、必要な場所、設置方法や注意点、そして設置後の注意点について説明します。

プラボックス

プラボックスの役割

屋外用プラボックスとは、防水性に優れたプラスチック素材で作られたボックスのことを指します。主に、電気や通信などの設備機器を保管するために使用されます。屋外用プラボックスは、雨風や紫外線などの外部環境から設備機器を守り、長期間にわたって使用するための環境を整えます。

例として、インターネット接続用の機器である保安器や光ファーバーの成端箱、電話用の線などがあります。

プラボックスの費用

プラボックスの設置は基本的に自費となります。その家やマンションの設備としてプラボックスが設置されており、電気事業者やインターネット事業者はそのプラボックスを共用プラボックスとして自社の機器を設置します。占有したい場合はその会社負担で設置してくれる場合があります。

屋外用プラボックスの費用は、サイズや素材、機能によって異なりますが、一般的には数千円程度となります。また、特殊な素材を使用したプラボックスや、鍵付きの防犯プラボックスなどは、それぞれ値段が高くなる傾向があります。

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屋外用プラボックス設置

設置場所

屋外用プラボックスの設置場所は、設備機器を保管する場所となるため、慎重に選ぶ必要があります。設備機器を近くに設置することで、通信速度が速くなるというメリットもあります。ただし、設置場所を選ぶ際には、風通しや水はけ、日当たりなどの環境面も考慮する必要があります。

設置場所は電気設備が通っている付近に置くと良いでしょう。外からの線はなるべく1か所に集めていた方が見栄えがよくなります。

マンションの場合には線の取り出し口として、各階に6部屋に1つくらいは必要になります。

注意点

屋外用プラボックスの設置にあたっては、以下の注意点に注意してください。

  • 地盤が固い場所に設置すること
    • 業者による作業があるため、作業しやすい地盤がかたい場所に設置しましょう
  • 倒れたり風で飛ばされないようにしっかりと固定すること
    • 家やマンションの重要な設備であるため、固定しましょう
  • プラボックスのサイズが設備機器に適合していること
    • 設置予定の機器のサイズを確認しておきましょう。手作業で作業するため、機器の幅プラス大人の両手が十分に入る大きさにしましょう。
  • 脚立が必要な位置に設置する
    • 子どもや不審者などがいたずらをしないように、脚立が必要な位置に取り付けましょう。
  • 外壁の塗り替え時は外す必要があり
    外さなくても良いですが、その部分だけ塗ることができません。不要になって外した際にその場所だけ古い外壁のままとなってしまいます。

屋外用プラボックス設置後

基本的に放置でOK!

屋外用プラボックスの設置が完了したら、基本的には放置でOKです。プラスチック製の屋外用プラボックスは、防水性に優れているため、雨風に晒されても設備機器を守ることができます。また、耐久性もあり、長期間にわたって使用することができます。

ただし、新規工事の作業員などが場所を聞いてくる場合があるため、場所の把握はしておきましょう。

害虫に注意

注意点としては、害虫の侵入に注意する必要があります。特に、夏場になるとアリやハチなどがプラボックス内に入り込んでくることがあります。巣を作ってしまい周辺に危害を加える場合や、作業員が刺されるなど事故のもとになります。

対策としては、侵入できないように使用しないケーブル穴の部分を粘土で埋めたり、定期的にプラボックス周辺を確認して異常がないか見ましょう。

  • この記事を書いた人

KAITech

大企業/中小企業/ベンチャー企業を経験
AWS/ネットワークのエンジニア
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