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現役AWSエンジニアがおすすめ!初級者向けUdemy講座5選!

今回は、私が実際に受講し、おすすめできるUdemyの講座を4つご紹介します。

AWSを学びたいけれど何から始めればいいのかお悩みの方やAWSエンジニアを目指している方は必見です。

それでは、早速おすすめ講座をご紹介します!

Udemy

Udemy(ユーデミー)は、世界中の著名なインストラクターや専門家による、オンライン教育プラットフォームです。
様々な分野の講座があり、IT・プログラミング、ビジネス、マーケティング、デザイン、音楽、語学など幅広い分野にわたります。
受講生は、自分のペースで学習することができ、パソコンやスマートフォンから利用可能です。

Udemyは、世界中で1,30万以上の講座を提供しており、学習者数も4000万人以上となっています。

良い講座と悪い講座がある

UdemyはYouTubeと同様の投稿型プラットフォームです。
そのため、講座の品質に差があります。
購入するからには、良い講座を選びたいですよね。

良い講座と悪い講座はの特徴は下記です。

良い講座の特徴

  • 録音環境が良い
    講座は数時間のボリュームであるものがほとんどです。講師側録画環境が良くないと受講すること自体が苦痛となってしまいます。サンプル動画を確認して録音環境の良い講座を選びましょう。
  • 講座をメンテナンスしている
    良い講座の特徴は、日々メンテナンスされていることです。
    プログラミングなどのIT分野は日進月歩で進化しています。バージョンのアップデート対応など資料が古くなってしまった場合に動画が更新されている講座は良い講座となります。
  • 質問に回答がある
    講座では視聴者からの質問やエラーなどが寄せられています。これらの質問に真摯に回答しているかがチェックポイントです。
  • OS環境が対応しているか
    Mac/Windowsそれぞれのパターンをレッスン内で解説しているかが確認ポイントです。
    自身の環境とレッスンの環境が異なればエラーになる原因となります。MacとWindowsどちらもカバーしている講座は良い講座の可能性が高いです。

悪い講座の特徴

  • 録音環境が悪い
    低画質である場合や、環境音・空気の音などが入っている講座も多数あります。
  • 話し方に癖がある
    話し方に癖があり、聞くことが辛くなる講座もあります。
    少し上から目線だったり、会社からの指示で講師の熱量がない・やらされている感がある講座などもあります。
  • メンテナンスをしていない
    バージョンの違いによってUIや仕様が変わるため、1年程度であれば問題ありませんが、数年放置されているものは気を付けた方が良いでしょう。

AWSのおすすめ講座

AWSで作るWEBアプリケーション 実践講座

AWSで作るWEBアプリケーション 実践講座
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私がAWSの学習で一番初めに勉強した講座です。

IAM/S3/EC2/RDS/ALBなどWebアプリケーション開発には必要不可欠なサービスが網羅されています。

良い点

  • 実践講座でスキルが身に付く!
    実際にAWSを触りながら構築ができます。アプリケーション自体はテンプレートのものがあるため、インフラ部分を自分の手で作成して、出来合いのアプリケーションを展開します。
    AWSの初業務の際、先輩社員に「初めてにしては凄い知ってるね!」と褒められました。
    1ヵ月程度で学習が可能です。
  • 質問の回答が親身
    Udemyは動画に対して分からない点やバグが出た場合は質問することができます。
    私の場合は数日から1週間程度で質問に回答頂けました。今思うと、とんでもなく初歩的なよく分からない質問だったのですが、親身に回答頂きました。
  • 次のステップにつながる
    この講座を担当している「津郷 晶也」さんの講座ではプログラミング講座やAPI講座、terraformで同じ構成を作る講座など次のステップに繋がる講座が複数あります。
    アプリケーションの仕様や進め方を理解しているため2講座目以降の学習も効率よくおこなえます。

悪い点

  • プロレベルではない
    あくまで初級者向けの講座となっています。
    セキュリティグループは0.0.0.0/0ですべてのポートを解放する設定で作成していきます。
    その他の設定も「アプリケーションが動くこと」を前提に設計されているため詳細な設定についてはデフォルトのまま進みます。

AWS と Terraformで実現するInfrastructure as Code

AWS と Terraformで実現するInfrastructure as Code
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私がAWS中級者になった頃に受講した講座です。
IaCの入門講座として受講しました。

AWSで作成できるリソースは上記講座と同じ内容ですが、IaCであるterraformで構築を行います。これもterraformを一から学べられる講座です。

良い点

  • 変わらぬクオリティ
    上記の「AWSで作るWEBアプリケーション 実践講座」と同じ講師の方で、クオリティは変わらず良いです。
  • terraformの特性を理解している
    terraformはバージョンの更新が非常に早いIaCです。バージョンの固定やモジュール構成などの知識も得ることができます。IaCの初級者向けの講座ですが、モジュール構成の組み方など中級者への入口も教えてくれます。

悪い点

  • プロレベルではない
    あくまで初級者向けの講座となっています。上記「AWSで作るWEBアプリケーション 実践講座」講座と同じような立ち位置です。
  • まったく同じ構成
    構築内容は「AWSで作るWEBアプリケーション 実践講座」とまったく同じ構成となります。少し変化を求める方には向かないかもしれません。

AWS資格対策のおすすめ講座

【2024年版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)

2023年版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集
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AWSの初級者向け試験である、クラウドプラクティショナーの模擬試験問題集です。

動画形式ではなく、390問の問題を選択形式で解くことができます。

一通りAWSについて理解して、本格的に資格取得を取る方向けの講座です。

良い点

  • 本試験と同じ問題が出る
    本試験と全く同じ問題が出てきます。勿論全てではなく、3~4割程度です。問題文を見て、「これそのままやったな、、」と思うレベルで同じです。また、類似問題も数多くあり、見覚えのある問題もさらに2割ほどでる印象です。
  • 問題の性質が分かる
    問題の性質や傾向を知ることは、試験合格への第1歩です。
    クラウドプラクティショナーはAWSの土台となる資格であるため、クラウドの基本的な考え方や、浅く広い知識が必要
  • 解説が充実
    選択肢問題で、間違えている項目に対しても解説があります。
    無料の問題集だと正解のみしか無かったり、なぜ間違えているのかの記載がなかったりします。

悪い点

  • 問題量が多い
    実際の試験に則した問題量なのですが、1回試験を実施するたびにかなりの労力を使います。問題を解き終わるのに1時間、その解答を見直すのに2時間かかります。
    社会人で平日の仕事終わりに1日3時間集中することは難しく、もう少しライトな量が良かったなという感想です。

【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座

ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験用の動画教材版の講座です。

AWSについてよく知らない方向けの講座となっています。S3とは何か、EC2とは何か、どのように作成するのかが講義形式と実践形式で解説されています。

【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座
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良い点

  • 座学だけでないAWSを学べる
    資格試験と言っても、ソリューションアーキテクトアソシエイトは(SAA-C03版)になってから実技試験を伴うように改変されました。実技試験も対応できるため良い講座となります。
  • 試験問題もついている
    座学や実技だけでなく、試験問題もあるため対策がしっかりできます。

悪い点

  • 合格者からすると、これだけでOKと思えない
    ソリューションアーキテクトアソシエイトの範囲とこの講座の範囲を見ても、全て網羅しているとは思えません。
    他の教材と併せて学習することが必要です。
    紹介しているサービス数も少ないですし、紹介していても数十秒程度の流すような紹介となっています。

【SAA-C03版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)

ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験用の試験問題集です。

動画形式ではなく、390問の問題を選択形式で解くことができます。

一通りAWSについて理解して、本格的に資格取得を取る方向けの講座です。

【SAA-C03版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
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良い点

  • 本試験と同じ問題が出る
    どういう訳か分かりませんが、本試験と全く同じ問題が出てきます。
    勿論全てではなく、3割程度です。問題文を見て、「これそのままやったな、、」と思うレベルで同じです。また、類似問題も数多くあり、見覚えのある問題もさらに2割ほどでる印象です。
  • 問題の性質が分かる
    ソリューションアーキテクトアソシエイトはクラウドプラクティショナーと比べて文章が長く、複数の事象が重なり合った問題を出題してきます。問題の性質や傾向を知ることは、試験合格への第1歩です。
  • 解説が充実
    洗択肢問題で、間違えている項目に対しても解説があります。無料の問題集だと正解のみしか無かったり、なぜ間違えているのかの記載がなかったりします。
  • 新試験も随時対応してくれる
    SAA-C02試験がアップデートされた試験がSAA-C03です。SAA-C02はもう受験が不可能で、試験範囲が拡張されたSAA-C03を受けるしか方法がありません。
    本講座は、無償でSAA-C02からSAA-C03への試験問題アップデートがされます。
    受験に日数が掛かってしまい、次の試験バージョンSAA-C04が来てしまってた場合安心ですね。

悪い点

  • 問題量が多い
    実際の試験に則した問題量なのですが、1回試験を実施するたびにかなりの労力を使います。
    問題を解き終わるのに1時間、その解答を見直すのに2時間かかります。
    社会人で平日の仕事終わりに1日3時間集中することは難しく、もう少しライトな量が良かったなという感想です。

おわりに

以上が、私が実際に受講したAWS関連のUdemy講座です。

これを機にUdemyで学習を始めてみてはいかがでしょうか。

大きなチャンスのためのビッグセール.

  • この記事を書いた人

KAITech

大企業/中小企業/ベンチャー企業を経験
AWS/ネットワークのエンジニア
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