テックブログ・技術系ブログの収益を公開

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【1年目 & 100記事】技術系ブログの収益は?稼げるポイントも紹介

企業の副業解禁や近年の物価高の影響で、副業を考えているエンジニアの方もいるでしょう。

今回は、本ブログが、開設して1年を迎えましたので、その収益についてご紹介します。

技術ブログ開設1年 & 100記事で収益はどうなった?

技術ブログを開設して1年&100記事を公開した結果、収益は得られたのでしょうか。

見ていきましょう。

月額最高の収入は…

1年間ブログを運営した最高月収は約「5万円」でした。

一見すると月5万円は良いように見えますが、あくまで最高月収です。

様々な要因が重なりこの月だけはかなりの売上でしたが、他の月は1万円を超えたことはありません

要因としては、

  • Amazonのセールが開催されていた
  • Udemyのセールが開催されていた
  • 新年度を迎える月(3月)で購買意欲が高くなっていた

等があると思います。

技術ブログは収益が出づらいため、しょうがない部分もありますね。

月額平均の収入は...

最高月収は約5万円でしたが、平均の月収はもちろん違います。

私のブログの場合、月約3,000円程度の収益を貰えています。

しかも、安定して収益が出だしたのも最近で、開設10か月目くらいからでしょうか。

下記のような月収入でした。

  • 1~4か月目:100円程度
  • 4~8か月目:500円程度
  • 8~10か月目:1,000円程度
  • 10~12か月目:3,000円程度

ちなみに、現在の記事数は120記事で月間PV数は約3,300です。

副業ブロガーとしては、やっと脱初心者と言われるレベルかと思います。

(他のブロガーさんを見ると、記事数の割に収益は少ないなと感じていますが)

収入の内訳

技術ブログの収入内訳

ここからは、収入の内訳についてご紹介します。

Google Adsense

Google Adsenseの収益をそのまま公表すると規約違反になるため控えますが、約1,500円程度です。

分析レポートを見てみると、1日2~3回程度広告がクリックされているようでした。

私の技術ブログ(テックブログ)では、Google Adsenseのほうが安定して収益が出ています。

アフィリエイトの場合は商品が購入されなければ収益が発生しないため、ITリテラシーの高い読者の皆さまにはあまり買ってもらえないようです。

結果として、記事を見られるだけで収益が出るGoogle Adsenseが安定する形となりました。

アフィリエイト

アフィリエイト収入もまた、ブログの重要な収益源の一つです。

本ブログでは、月に約1,500円の収入がアフィリエイトリンクから得られています。

しかしながら、月によっては数百円の場合もありますし、0円の場合もあります。

これは後述しますが、技術系ブログのアフィリエイト商品の特性によるものが大きいと考えられます。

サーバー代を節約

月額3,000円の収益も得ていても、サーバー代で数百円取られているのでしょう?

と思われがちですが、そこはエンジニア。

サーバー代を節約する術を知っているため、サーバー代はほぼ0円で運用しています。

実際に費用として発生しているものは、年間のドメイン料金のみとなります。

技術ブログは収益化が難しい

技術ブログは収益化が難しい

よくネット記事で、「1年間やった収益は月額3万円でした!」や「毎月1万円稼げています!」などのライターさんをお見かけしますが、テックブログではそうはいきませんでした。

ここでは、技術系ブログの収益化が難しい理由について解説していきます。

読者のITリテラシーが高い

技術ブログの読者層は、一般的にITリテラシーが高い方が多いです。

そのため、Google Adsenseの広告には引っかからずにスルー、アフィリエイト商品もリンクを踏まずに別ウィンドウで購入されているようです。

またエンジニアは必要な情報のみを得たらブラウザバック、パッと見て有用な情報か無益な情報か判断をしてブラウザバックと、記事を読んでもらうハードルが高いのも原因の一つとなります。

アフィリエイト商品が少ない

アフィリエイト商品が少ないことも収益化が難しい理由の一つです。

エンジニア系のアフィリエイト商品は、おおよそ下記に分類されます。

  • インターネット回線
  • プログラミングスクール
  • 転職・就職サイト
  • 企業向けソフトウェア・SaaS商品

このように、職業や人の人生に関わるもの、仕事として利用する商材がほとんどです。

そのため、購入や注文までのハードルが高く、収益化が難しくなってしまっています。

AmazonなどのIT系のガジェットや、個人で手軽に購入できるB to C向けの商材があればもう少し稼げるのかなという印象です。

技術ブログ関連で収益を得るポイント

技術ブログの収益化に困難が伴う一方で、効果的な方法を採用することで収益を最大化することは可能です。ここでは、ブログからの収益を増やすための具体的なポイントを紹介します。

SEO上位に入る

ブロガーとしての基本のキですが、SEO上位に入ることが何よりも重要です。

私のブログでもアクセスの8割はSEO上位記事となっています。

正直、120記事中数十記事は一度も読まれたことがない記事となっています。

SEO上位に入ることでGoogle Adsense、さらにはアフィリエイト商品を買ってくれるというわけです。

そのため、始めたてのエンジニアブロガーの方はまずSEOの勉強をすると良いでしょう。

Udemy -【超実践型SEO対策マスター講座】
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収益の出やすいアフィリエイトを選ぶ

アフィリエイトプログラム選びは、技術ブログでの収益を大きく左右します。

市場には多種多様なプログラムが存在するため、自分のブログの内容と密接に関連した商品を選ぶことが重要です。

例えば、プログラミング言語の教育コースや開発者向けツールのアフィリエイトリンクを設定することで、読者の興味と直接的に結びつけることが可能です。

具体的にはプログラミングスクール系、レンタルサーバー系が無難かと思います。

これにより、クリック率と購入率を高め、収益を最大化することができます。また、信頼できるアフィリエイトパートナーを選ぶことも、成功への鍵となります。

私のブログで成績が良いのは、Udemyのアフィリエイトです。

多彩な講座から自分に合った講座を探そう!

Udemyの場合は下記Rakuten LinkShareのみからアフィリエイト契約が可能です。

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企業ブログの執筆を行う

技術系ブログの収益は月額3,000円程度の私ですが、この経験を活かして企業ブログの執筆に関する副業も行えるようになります。

企業側は専門知識を持つライターを求めており、技術分野での深い知識を有するブロガーは非常に価値があります。

企業案件となると、一記事当たりの報酬が通常のブログ記事よりもはるかに高いです。

文字単価2~3円程度(末端の孫請け案件の場合は1円を切ることもありますが)の収益が見込めます。

本記事だと 2,700文字 × 2円 = 5,400円ですね。

自分で書いていて何ですが、正直この記事は実際数十円程度にしかならないと思っています。

企業のテックライターとして働いた方が効率的ですよね。

企業案件はクラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトから見つけることが多いです。

ワードのお気に入り登録などしておくと、自分の専門分野の案件が出された場合に通知されるように設定ができるので非常に便利です。

クラウドワークス

  • この記事を書いた人

KAITech

大企業/中小企業/ベンチャー企業を経験
AWS/ネットワークのエンジニア
記事執筆やメンタリング等、仕事の依頼はコチラから
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