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小学生のプログラミング学習で必要なパソコンスペックを紹介!

キッズプログラミング用のパソコンを購入

小学生のプログラミング学習や、プログラミング教室では、お子さまや生徒さまがプログラミングを学ぶためにはパソコンが必要です。

本記事では、主な使用目的と必要な性能に基づいて、パソコン部材の購入について考えてみましょう。中古パソコンショップの中でも特にコスパの良いおすすめのショップもご紹介します。

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使用目的に合わせてたパソコンスペック

小学生のプログラミング学習や、プログラミング教室で利用するパソコンのスペックは教材やカリキュラムによって変わります。

主な利用目的と必要なスペックをご紹介します。

Office系

CPU :Core i3以上

メモリ:8GB

OS   :Windows

ストレージ: 256GB(SSD)

WordやExcelなどのOffice製品です。

公式の動作環境では「1 GHz 以上のプロセッサ、1 GB (32 ビット) または 2 GB (64 ビット) の RAM」とされています。

ですが、こちらは最低限必要な環境です。Word単体のみで動作させる場合は動くと思いますが、2ファイル以上動作させる場合や、インターネットをしながら動作させる場合は厳しいです。

快適に動かすためには、CPUはi-3程度、最低限メモリ8GB、SSD256GBは必要でしょう。

Scratch

CPU :Core i3 or Core i5

メモリ:8GB

OS   :Windows

ストレージ:128 or 256GB(SSD)

Scratchはブラウザ上で動作し、動きが加わるため上記程度のスペックが必要です。

動作が重い場合はScratchのコード自体にも影響が出ます。

Scratchはリアルタイムでプログラムを読み込みながら動作をします。1つのアクションから複数のプログラムを起動させて動き出す場合は時間差が発生する可能性があります。

テキストプログラミング

CPU:i5以上

メモリ:8GB以上

ストレージ:256GB以上

テキストプログラミングはプログラミング言語によりますが、上記程度のスペックが必要です。

プログラミング中はVScodeなどのコードエディタ・結果を表示するブラウザ・ソースを保存するフォルダ・コンパイラ用のCLIターミナルなど複数アプリケーションを立ち上げながら作業が必要です。

Minecraft(マイクラ)

CPU:i3の2.8GHz以上

メモリ:4GB~8GB

ストレージ:256GB以上(SSD)

グラフィック:GeForce 700

マイクラではグラフィックボードも影響します。マップが広大かつ影の動作や敵の出現など読み込み動作が必要です。

作りこみ具合によってはさらに上位のスペックが必要です。

動画編集・Unityなど3Dゲーム制作

CPU:i5以上

メモリ:8GB以上

ストレージ:256GB以上(SSD)

グラフィック:オンボード

動画編集や3Dを扱う場合もそれなりに高いスペックが必要です。

こちらは動画編集ソフトごとに動作環境が記載されていると思いますので、そちらを確認しながらパソコンを選定すると良いと思います。

パソコンの性能を見るうえでの注意点

パソコンスペックを見るうえでの注意点をご紹介します。

CPUは「世代」を見る

CPUは「世代」が重要です。

他のブログ記事や、中古ショップでは「上位スペックの”i-7”搭載!」と称して販売していますが、罠である可能性があります。

10年前のi-7と今年発売のi-7では性能に天と地との差があるためです。

特に、近年のIT技術の進歩により、今年度発売のi-3は数年前のi-5と同等の性能レベルで進化しています。同様にi-5も数年前のi-7程度の性能を有しています。

i-3/i-5/i-7で安易に判断しないようにしましょう。

おすすめは第8世代以降です。第7世代から第8世代でCPU性能が大きく変わっています。他社製品がこの時期に台頭してきたため、intelチップも性能を大きく向上させました。

世代数とCPUを総合的に判断しましょう。

例えば、Core i5-6500 というPCがあった場合は、

i-5の第6世代ということになります。

「Core i5-6500 ベンチマーク」で検索して値を調べてみましょう。

他に気になる製品があれば、「Core i5-6500 Core i5-8400 比較」などで検索すると世代間でどの程度性能差があるか確認できます。

ハードディスクはSSD

ハードディスクにはHDDとSSDの種類があります。

基本的にSSDの動作は速くなります。HDDはSSDと比べて速度は遅いですが保存容量が多く、障害に強いです。

SSDは高価で保存容量が少なく、故障しやすい特徴があります。

ですが、速度のほうが優先すべき事項だと思います。

SSDを選択しましょう。

デスクトップPCかノートPCか

家庭環境やパソコン教室の用途によりますが、基本的にデスクトップ型で良いと思います。

デスクトップ型は別途モニターとマウス・キーボードが必要で費用は高くなると思います。

費用を抑えたい場合はノートPCにしましょう。

また、教室内で席移動やレイアウト変更が頻繁に起こる場合はノートPCにしましょう。

パソコン購入は中古パソコンで十分

パソコン購入は中古で十分だと思います。家庭の場合は次に購入するタイミングは大学生などの親元を離れるタイミングとなります。

パソコン教室の場合は故障後に買い替えを随時していく方法となります。

最近は中古市場も活発で良い製品がどんどん入荷されています。

コスパの良い中古パソコンショップ

コスパの良い中古パソコンショップをご紹介します。

【第1位】Be-stock

Be-stockは幅広い品揃えと信頼性の高い中古パソコンを提供しています。品質管理にも力を入れており、お手頃な価格で良質な商品を見つけることができます。ネットでのみ取り扱いをしています。

そのため、相場に対してかなり安価に購入ができます。

製品1つずつにランク付けされており、故障や傷の個所も明記されています。



たとえば、「ノートPCの左クリックにへたりがある」、「内臓カメラの動作不良」が記載され、その場合はかなり安く販売されています。

保証もあり、発送も即時対応頂けます。

ブラウザ上では実際の商品写真を見ることができません。問い合わせにより商品の状況を見ることができます。こちらは1-2営業日ほどかかります。

ですが、商品ランクBの擦り傷やディスプレイの色むらを実際の写真で見ましたが凝視しないと分からない程度でした。十分に使える品質だと思います。

品例①

28,200円

CPU: Core i5 8250U(1.6GHz) 第8世代

メモリ: 8GB(空き1)DDR4-2400

HDD: 256GB(SSD)

OS: Win10 Pro 64bit

備考:バッテリーなし(ACアダプタで動作します)

上記の場合、一般的には4~5万円ほどで売られています。バッテリーがダメになっていますが、持ち運ぶ想定が無い場合はかなり安いです。

品例②

24,120円

CPU: Core i5 8350U(1.7GHz) 第8世代

メモリ: 16GB()DDR4-2400

HDD: 128GB(SSD)

OS: Win10 Pro 64bit

備考:USBポートが1つ動作不良

上記の場合も、一般的には4~5万円ほどで売られています。USBポートは2つあるため、1つがダメになっても特に問題ないと思います。

【第2位】パソコン工房

全国に展開しているパソコン工房です。ネット通販もあります。

パソコン工房は中古パソコン専門のショップであり、豊富なラインナップと信頼性のある商品が特徴です。サポート体制も充実しており、アフターサービスも安心です。

安心保証付き・パソコン工房の中古パソコン

品例①

35,990 円

【CPU】Core i5-8500 3.0GHz

【OS】Windows 11 Home

【グラフィックス】Intel UHD Graphics 630

【メモリー】8GB

【ストレージ】512GB M.2 SSD

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このスペックで中古市場では4-5万円程度です。比較的安く購入できます。

また店舗によってはセールでさらに5,000円程度値引きされている場合や、中古フェアで土日や5の付く日の割引などがあります。

【第3位】Amazon.co.jp 整備済み品

35,800円

CPU:Core i5-5200U 

メモリ:8GB 

SSD:256GB

Office2019内臓

Amazon.co.jp

Amazonでは整備済み品として上記のような製品がたくさん出品されています。

ですが、中にはサポートや品質が低い場合があるようです。

十分に注意して購入しましょう。

  • この記事を書いた人

KAITech

大企業/中小企業/ベンチャー企業を経験
AWS/ネットワークのエンジニア
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