プログラミング教室運営

プログラミング教室に必要な保険

プログラミング教室に必須加入の保険はない

自営業をするにあたり、保険についての考え方は重要なポイントです。

ですが、プログラミング教室を自営業として運営する場合は、加入必須の保険はありません。ですが、テナントとして賃貸する場合は必須で加入すべき保険があります。

また、プログラミング教室として任意で加入できる保険もあります。

店舗の坪数や生徒数によりますが、およそ総額で年間2万円程度の費用になります。

テナントとして基本的に加入する保険

テナントを借りて営業する場合の加入保険をご紹介します。

火災保険

ほとんどの場合、火災保険に入る必要があります。

これは賃貸契約時に不動産側から加入を必須としてくることがほとんどです。

不動産屋から保険会社の指定がある場合と無い場合があります。

指定がある場合はその保険しか選択肢がないため、加入しましょう。

指定が無い場合は自身で探して加入が必要です。

火災保険の探し方

火災保険会社と直接契約はできません。代理店を通しての申し込みとなります。

火災保険会社のページを見ると、どこの代理店で扱っているか記載があると思います。

東京海上日動だと、下記です。

https://doc-req.tokiomarine-nichido.co.jp/ht1721/DairiMapServlet00?_ga=2.4529147.975767950.1684645630-2022238204.1684645630

また、代理店から探しても問題ありませんが、テナント用と一般向けの火災保険は異なっていますので注意しましょう。

テナント用の火災保険を探す必要があります。

USENなどは、ネットで契約することができます。

https://usen-insurance.com/product/insurance.html/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=google_brand&utm_content=anshin_brand_single&utm_term=G0004649&argument=YPHAsAPA&dmai=a61d4266d586cd&gad=1&gclid=CjwKCAjw36GjBhAkEiwAKwIWyTGt8Zw_Pd_6Krfm6l8a0ysahIbOIKHvaAkUtjko9NjVsKSOAqSkVhoCmesQAvD_BwE

地域の代理店も多いです。自分の地域で代理店を探して相談すれば店舗用火災保険を紹介してくれるはずです。地域の代理店の場合、対面で保険案内の相談ができます。

ネットのみの受付会社もあります。

選ぶポイント

  • 料金:一般的に3タイプほど料金プランがありますが、10坪程度の広さであれば、2年間で2~3万円程度です。坪数に応じて料金は上がります。
  • 借家人賠償:火災保険で最も重要なポイントは借家人賠償額です。任意会社で保険を決める場合は、不動産側に借家人賠償を何円のものが良いか聞いたほうが良いでしょう。小さな店舗では1000万程度としている場合が多いです。私の場合は2000万円が指定されていました。
  • 水害被害:テナントが1階の立地・ハザードマップで浸水が予想されている場合は水害被害の保証がついているものが良いでしょう。パソコン等は1台数万円ほどですのでそこまで高額な保証は不要です。

加入手続き

代理店によりますが、基本的に2週間程度で可能です。

プログラミング教室として任意で加入する保険

プログラミング教室として加入する保険もあります。

塾保険と呼ばれる、一般には学習塾などで加入する保険です。プログラミング教室でも入ることが可能です。

また、塾と併設したプログラミング教室も塾保険に一緒に加入しているようです。

塾保険

塾保険はパソコンなどの漆器・設備と生徒がケガをした場合の保証となります。

生徒同士のケンカでケガをした場合や、塾管理下の元での事故などです。

教室によっては塾保険分を利用者に支払ってもらう教室もあります。教室が負担する場合もあります。

1名数百円程度であるため、加入をおすすめします。

塾保険の探し方

火災保険と同様、代理店経由での申し込みです。

塾保険を扱っている会社は3社程度しか見つかりませんでした。内1社をご紹介します。

損保ジャパン

http://www.upward-school.jp/wp-content/uploads/2014/02/sj_jyukusougou.pdf

料金

料金は生徒数で設定されます。1生徒あたり1年で100円から400円程度です。

1年間で生徒数は増減すると思いますが、加入日など決められた日時点での人数になります。

基本的に前払い制となっており、料金に差分がある場合は払い戻しや追加納入をして差分を補填します。保険開始日に見込み人数を伝えて料金を払います。20人と見積もった場合は20人分の料金を払います。

料金例を挙げると、7月1日を加入日とした場合、4月30日は30人いたが、7月1日には20人になっていた場合は、20人分の料金です。

逆に、20人分で申告していたが、30人生徒がいた場合は差分10人分を追加で支払います。

加入手続き

代理店によりますが、基本的に2週間程度で可能です。

  • この記事を書いた人

KAITech

大企業/中小企業/ベンチャー企業を経験
AWS/ネットワークのエンジニア
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