IT

【副業】クラウドワークスでやめておくべき要注意案件5選

クラウドワークスで副業をする

クラウドワークスは、インターネットを通じて仕事を受注し、副業として収入を得るためのプラットフォームです。

フリーランスや副業を解禁する企業が増える中、個人情報や銀行情報を直接クライアント側に伝えずに副業ができるクラウドワークスは魅力的な収入源となっています。

クラウドワークス

しかし、クラウドワークスの中には詐欺やマルチ商法に勧誘してくる案件など注意すべき仕事も存在します。

本記事では、クラウドワークスで月10万円の副業収入を達成した私が、クラウドワークスで副業を始める際の要注意ポイントと、避けるべき案件についてご紹介します。

やめておくべき・要注意すべき案件がある

クラウドワークスの注意すべき案件

クラウドワークス上には、案件を探す際に慎重に選ばなければならない仕事があります。

簡単だから、報酬が高いからという理由で安易に仕事を受注してしまうとトラブルに巻き込まれてしまうのです。

本章では案件によってどのような危険が潜んでいるかをご紹介します。

詐欺・マルチ商法案件

クラウドワークス上には、詐欺やマルチ商法に関連した案件が存在します。

主にモニター募集やアンケートという命題のもとワーカーを募集し、いざ業務を始めてみるとマルチ商法の勧誘であったり、詐欺につながるような仕事の紹介が実施されます。

クラウドワークスの運営事務局もコチラのように注意喚起をしています。

クラウドワークスの利用規約に違反しているのですが、案件が大量であるため運営側も個々の案件について対処が出来ていないことが現状です。

個人情報取得を目的とした案件

案件の中で個人情報の提供を求めるような案件は注意が必要です。

クラウドワークスでの仕事は一般的に匿名で行われるべきで、個人情報の提供はリスクを伴います。

例えば、業務受注後に「面談の日程を決めるため、xxx.com(URL)から面談日時を予約してください」という案内がきます。

そのURLを開くとメールアドレスの登録が必要なサイトであり、アドレスの登録をしてしまうという流れになります。場合によっては本名や居住地について聞かれる場合もあります。

これは業務自体が目的でなくメールアドレスや個人情報の収集が目的です。

メールアドレスや個人情報を集め詐欺グループなどに1件数百円で売ることを目的としています。

売買された個人情報を利用してフィッシング詐欺などの迷惑メールが大量に届くようになります。

信頼性のある案件でない限り、個人情報を提供しないようにしましょう。

非常に手間がかかる案件

一部の案件は、実際に掛ける時間や労力に対して報酬が非常に低い場合があります。

クラウドワークスは効率的な副業を提供する場所でもありますが、時間と労力をかけて得られる報酬が見合わない案件には注意が必要です。

クラウドワークスの仕事形態は「業務委託」であり最低賃金の制約はありません

3,000円得られるが10時間以上かかる案件というのが非常に多くあります。

要注意案件事例5選

クラウドワークスの注意すべき案件事例

ここからは、実際に私が見た要注意案件の事例を5つ紹介します。

副業診断・動画編集スクールのモニター案件

1つ目は副業診断・動画編集スクールなどのモニター案件です。

この手の案件は詐欺やマルチ商法、情報商材関連が多くあります。

特徴

(業務前、仕事内容の文面)

  • 自社サービスのモニターをして欲しいという体裁
  • 特に準備は不要でどんな人でも可としている
  • Zoomでの面談によるモニターを実施

(業務時、Zoom面談中)

  • 顔出し、録画を強要してくる(許可しないと報酬は出せないと言う)
  • 相手側は顔出しと本名(偽名)を出している
  • 会話の中で趣味や居住地など個人情報を聞き出そうとしてくる
  • 会社の設立が最近である(ホームページも用意しているが内容が浅い)
  • 副業スキルを付けてもらう代わりに数十万円の授業料が必要と迫る

報酬

1時間のモニターで400円~1,000円程度

対策

  • 案件を受けない
  • 「顔出しが必要」と仕事内容の文面になければ絶対に顔出しをしない
  • 個人情報を雑談の中で聞かれても答えない(居住地や趣味・家族構成・年収などを聞いてきます)

「簡単作業」「誰でも」「初心者歓迎」がつく案件

一見魅力的に見える案件ですが、実際には非常に低い報酬であったり、仕事の内容が不明確であったりすることがあります。

初心者向けと謳っていても、報酬と労力のバランスを確認することが大切です。

このタイプの案件は実際に業務をすることは可能ですが、作業してみると時給500円以下になるような仕事量を押し付けられてしまいます。

また、途中で仕事を放棄させるような業務量を依頼し、ワーカー自身が途中で辞退⇀ワーカー都合の辞退のためやった分の報酬も出せないという流れになります。

特徴

  • 「簡単作業」「誰でも」「初心者歓迎」がタイトルに付く
  • 包装作業、メールフォームに送信する作業、企業情報を入力する作業
  • 「慣れてくれば月1万円以上も可能です」など頑張った際の金額を提示する

報酬

1件5円~30円程度

対策

  • 案件を受けない
  • 数百円の仕事でも良ければ受注する
  • エンジニアであれば自動化で業務を実施する

「マニュアルがしっかりしている」と説明がある案件

このような案件は、高度なスキルを必要とせず、誰でもできる、プロが指導するなどを謳ってワーカーのスキルアップを目的にしても良いというようなニュアンスで案件を募集しています。

確かにマニュアルはしっかりして、マニュアル通りにすると良い品質の記事や仕事をすることができます。

しかし、マニュアルが詳細に書かれすぎており、がんじがらめになってしまうのです。

記事の執筆・ライター案件に多く、必ず複数回の手直しやリテイクを取らされることになります。

時間に対する報酬が見合わなくなってしまうのです。

特徴

  • 「マニュアルがしっかりしている」「プロが指導」「プロのライターになれる」などの文言がある
  • 自身のスキルアップができると謳い文句で誘う

報酬

文字単価1円以下(もしくは文字単価3円以上の高額案件)

クラウドワークスだと基本的に文字単価1.1円~2円程度が相場です。

それ以上、それ以下の案件は何かしら問題があります。

対策

  • 案件を受けない

「PR」案件

クラウドワークスではクライアント側が案件の受注率を上げるためオプションで「PR」を打つことができます。

PR案件には下記のように「PR」と左上に付き、ワーカーの目に留まりやすい上位に案件が表示されます。

クラウドワークスのPR案件

このような案件は上で紹介するようなモニター案件、初心者歓迎案件、低単価の案件が多い傾向にあります。

もちろん、仕事の中にはちゃんとした業務もありますがPR案件には十分注意しましょう。

クライアント(発注者側)アカウントが「捨てアカ」の案件

クライアント側のアカウントが捨てアカ(捨てても良いアカウント)の場合も注意が必要です。

仕事の受注後、ワーカーから低評価を受けるため捨てアカで案件を募集します。

クラウドワークスの捨てアカ案件

捨てアカは下記のような特徴があります。

  • プロフィール画面が設定されていない
  • 募集実績が一桁
  • 本人確認未提出・発注ルールチェック未回答
  • 総合評価・プロジェクト完了率がゼロかゼロに近い
  • クライアント名が意味不明な英語の文字列

クラウドワークスで副業を始めよう

副業を始めよう

ここまでクラウドワークスにおける注意すべき案件について紹介しました。

このように危険な案件や手間のかかる案件がクラウドワークスには潜んでいます。

しかし、上記を抑えて案件を受注しなければその他の案件はきちんとした報酬が支払われる優良サイトに変わりはありません

実際に私はクラウドワークスのみで月10万円の副収入を得ています。

正しい知識を持って副業ライフに挑戦してみませんか?

クラウドワークス

  • この記事を書いた人

KAITech

大企業/中小企業/ベンチャー企業を経験
AWS/ネットワークのエンジニア
記事執筆やメンタリング等、仕事の依頼はコチラから
https://www.kaitech-media.biz/work/

-IT