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電柱はどうやって識別している?電柱番号とは?使いどころも紹介

こんな人にお勧めの記事です。

不動産業者(新築したいけど電柱が邪魔!)
建築業者(建設時に電線が邪魔!)
個人(電線が切れている!、電柱を移動してほしい!)
電線支障(鳥糞害、新築建柱など)
電柱支障(駐車場建設など)


電柱は誰が建てる?


全国どこにでもある電柱。

電柱は「NTT」「電力会社」「その他事業者」「個人」が建てています。

電柱を立てる理由


NTT/電力会社:電力の供給や電話線等を全国に張り巡らせるために建柱しています。
その他事業者:上記の電柱も全国を網羅することはできません。事業者の都合に合わせて自社で建柱しています。
個人:スッキリポールなど電力線や電話線を1本にまとめて家への配線を見栄えよくするために建柱します。
電柱番号
各事業者はどのように電柱を識別しているのでしょうか。

それは電柱を見れば分かるようになっています。

電柱に白いタグがあります。

白いタグに記載している文字が「電柱番号」と呼ばれています。

電柱番号の上側が主たる建柱事業者、下側が共架している建柱事業者となります。必要に応じて連絡したい場合は上側の事業者に連絡します。

また、1枚しかない場合は1社のみで建柱していることとなります。

白いタグには下記のような記載があります。

NTT:地名と数字、英数字
電力事業者:各電力事業者による(カタカナと数字が多い)
その他事業者:「〇〇会社 自営柱」等の記載があります、ない場合もあり。ない場合は判断不能です。土地管理者に問い合わせましょう。
個人:個人の敷地内にある(NTT,電力事業者等が個人敷地内に建柱している場合もあり)
電柱番号はいつ使う?
電柱や電線のことに関して事業者に連絡する際、電柱番号で伝えると手っ取り早いです。

電柱番号の使いどころ

新築住宅を建てる際に電線が邪魔になる
電線が切れている
電柱が傾いている
電線が敷地内を通って邪魔だ
などです。

住所でもよいですが、カスタマーセンターなどの電話対応だと対応が遅くなります。

同住所や区画内には2-3本電柱あるのが通常となります。また区画整理などで住所が変わっていたりしてもその中のどの電柱か判断ができなくなってしまいます。

また、土地勘のない場所でも住所を言わずに電柱番号を伝えればピンポイントで伝えることができます。

電柱番号はどうやって決めているの?
建柱事業者によって決めています。

その地域の担当者が決めていたり、ブロック毎に分けて命名規則に従って決めているようです。

私の所感ですが、NTTは担当者が勝手に決めている場合が結構あります。

最初に「祇園1」の電柱があった場合、その右隣には「祇園1右1」さらにその南側には「祇園1右1南1」など起点の電柱から命名したりしているようです。

  • この記事を書いた人

KAITech

大企業/中小企業/ベンチャー企業を経験
AWS/ネットワークのエンジニア
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