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ブログサーバー代を無料に!AWSで無料ブログサーバーを構築・運用する

ブログサーバー代を実質無料で運用する

ブログの運営には、一般的にはXサーバーやさくらインターネットのレンタルサーバーを利用しているでしょう。そこでは、毎月数百円~数千円程度費用が掛かっていると思います。

ですが、本ブログはサーバー費用は無料で運用しております。掛かっている費用はドメイン利用料のみとなります。

しかも、数か月分だけでなく現在のところは計算上永続無料になります。

本記事では、ブログサーバー代を実質無料で運用できる方法をご紹介します。

本記事ではクラウドサービスであるAWS(Amazon Web Service)を利用しています。

AWS公式クレジットを利用してブログサーバー(AWS Lightsail)を無料にする

サーバー代を無料にする方法は、AWSの公式が出しているクレジットを利用して、AWS内のサーバー料金を無料にするというやり方です。

本ブログのサーバーはAWSのLiightsailというサービスを利用しています。

AWS Lightsailとは、Wordpress環境やLAMP環境などを即時且つ低コストでサーバーを立ち上げることが出来るサービスです。

https://aws.amazon.com/jp/lightsail/

ブログの立ち上げや詳細な設定方法はさくらレンタルサーバやXサーバよりは難しくなります。

本ブログでもLightsailの立ち上げ方法は開設する予定であり、ネット記事も多くなっているため、初心者でも学習すればブログを立ち上げることが出来るようになると思います。

Lightsailは本来、最低額でも$3.5/月掛かるサービスです。

ですが、下記をすることで実質無料で使えます。

AWS無料枠で登録3ヵ月無料でサーバー運用ができる!

AWSには初回登録時、無料利用枠というものがあります。

Lightsailの場合は登録から3か月は無料利用枠で使用することが出来ます。

これにより、$3.5 * 3 = 1100円以上はお得に利用できる計算となります。

$25クーポンが定期的に配布され、サーバー代に適用できる!

AWSは現状、$25クーポンが数か月に一度配布されています。

配布条件として、AWSが開催するハンズオンやイベントに参加することでGETできます。AWSのスキルや知識を得ながら、無料クーポンもGETできる1石2鳥なイベントとなっております!

私の実績としては1年間で$125分のクレジットを得ています。

この額は、余裕で1年分のサーバー代を浮かすことが出来ます。

このクーポンが毎年得られるため、永続無料という計算になります。

得たクーポンを運用しているAWSアカウントに適用することで、サーバー代が無料になるということです。適用方法は後述致します。

まず、クーポンが配布されるイベントとして下記があります。

新規登録クーポンでサーバー構築時の費用を無料に

期間限定で新規登録時にクーポンが配布される場合があります。

https://www.facebook.com/600986860012140/posts/1299040370206782/?paipv=0&eav=Afa7Yg0nRwqymoQu88iwDjdr6woydNpuT_cOKhL1WdtJbqK9R0DHeD7R0SLGrceMgN0&_rdr

上記の3か月無料と組み合わせれば5か月程度はサーバー代が不要になります。

AWSクレジットでサーバー運用費用を無料に

AWS公式セミナーに参加することで、AWSサービス内で使えるクレジットがもらえます。セミナーは下記図のように定期的に開催されています。

私は1年間で約17,000円分のクレジットを獲得しています。

aws credit

それでは、具体的なAWS公式イベントを紹介します。

AWS Builders Online Series

https://aws.amazon.com/jp/events/aws-innovate/apj/modern-apps/

毎年2回程度開催されるBuilders Online。開催時にセミナーに参加し、アンケートに答えるだけでクーポンが得られます。

アンケートも数問程度で、希望しなければセールス電話等も来ません。

私は仕事上電話連絡要として登録しましたが、「何かお困りごとは無いか」程度で無いと答えるとそのまま終話。困っていることを伝えると、それに関する資料をメールで送信してくれたりします。使い方や設定方法が分からないときには重宝します。

セミナーではLightsailだけ使うような方には難しい内容となります。非エンジニアの方にはほとんど意味のない内容になっているため、聞き流す程度で良いと思います。

1つのセミナーは40分前後となります。

AWS Innovate - Modern Apps Edition

こちらもBuilders Onlineのようなセミナーです。5つのセミナー受講とアンケートに答えることでクレジットを得ることが出来ます。

セミナーではLightsailだけ使うような方には難しい内容となります。非エンジニアの方にはほとんど意味のない内容になっているため、聞き流す程度で良いと思います。

こちらも1つのセミナーは40分前後となります。

AWSome Day Online Conference

AWSが主催するオンラインイベントです。

1日中開催しており、午前と午後で同じ内容を配信します。参加者は都合の良い時間帯にイベントを視聴することができます。

こちらを受講後、後日アンケートが送付されるため、それに回答すると25USDのクレジットが得られます。

さらに、2023年6月8日のイベントでは、全てのセッションを視聴するとクレジットが2倍支払われるとのことでした。50USDはお得ですね。

クーポンをAWSアカウントへ適用する

クーポンは上記のセミナー受講から1か月後を目途に登録したメールアドレス宛にクーポンコードが送付されます。

GETしたらサーバー代に充てるためクーポンを適用する作業を行います。

適用作業は5分程度で可能です。

セミナー受講後、下記のようなメールが届きます。

aws-mail-credit25

このメールの下部にクーポンコードがあるため、それを適用させます。

適用方法は公式で説明されており、下記となります。

https://aws.amazon.com/jp/apply-coupon/

適用されると下記のように反映されます。

credit適用確認

適用クーポンの対象にも「AWS Lightsail」があるため対象であることが確認できます。

creditサービスリスト

おわりに

上記実施することでサーバー代無料でブログを運用することが出来ます。

AWS Lightsailは他レンタルサーバサービスと比べて設定が難しいですが、サーバ代が無料になるというメリットは大きいため、選択する価値があると思います。

AWSの効果的な学習方法は?

aws study

最後に、AWSの効果的な学習方法をご紹介します。

自学自習はUdemy講座

オンラインプラットフォームであるUdemyは安価で手軽にAWSの学習が可能です。

しかし、上記で紹介したような実際のAWSエンジニアが実施している構築スキルまでは教えてくれません。初心者~中級者向けの講座が多くなっています。

大きなチャンスのためのビッグセール.

私も受講した、初心者向けAWS講座を下記記事でまとめています。ご参考ください。

1人で学習が難しい場合はオンラインレッスン

1人で学習が難しい場合はオンラインレッスンがおすすめです。

最近では、AWS講座を提供するオンラインレッスンも増えてきました。

料金は高くなりますが、現役エンジニアからAWSについて学ぶことができます。

本ブログ執筆者のメンタリングも受付中

本ブログを執筆している[KAITech]もメンタリングを受け付けています。
オンラインレッスンは高くて手が出せないという方は私までお気軽にご相談ください。
下記から承っております。

  • この記事を書いた人

KAITech

大企業/中小企業/ベンチャー企業を経験
AWS/ネットワークのエンジニア
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