近年、中小企業から大企業のシステムや日本のガバメントクラウドとして採用されるなど、急速に拡大しているAWS。
その需要の高まりから、AWSエンジニアの道に進む人も少なくありません。
AWSはCLFやSAAといった資格を取得し、EC2やRDSといったサービスの利用方法のみを習得すればよいと思われがちですが、そうではありません。
AWSを使いこなすためには、その他のエンジニアリングスキルが必要不可欠です。
本記事では、AWSを活用する上で必要なサブスキルを4つ紹介し、その学習方法を紹介します。
AWSに必要なサブスキル4選

この章では、AWSの効果的な利用に欠かせない4つのサブスキルに焦点を当て、それぞれの重要性と役割について解説します。
これらのスキルを習得することで、AWSの幅広い機能を最大限に活用できるようになります。
プログラミングスキル
AWSにはプログラミングスキルが必要不可欠です。
例えば、LambdaやAWS SAM、Glue、Code Build、Code Deployなどはプログラミングの知識が必須となっています。
また、CDKやSDKを用いる場合もプログラミング言語を用いて開発をする必要があります。
プログラミング言語と言っても、世の中にはメジャーな言語でも数十種類のプログラミング言語が存在しますよね。
AWSを利用する際に有用なプログラミング言語は下記にまとめていますので、ぜひ併せてご確認ください。
SQLに関するスキル
SQLに関するスキルも必要不可欠です。
RDSやAuroraなどのデータベースサービスはもちろんのこと、AthanaやAmazon QuickSightなどではクエリを用いたコントロールをする必要があります。
特に、ビッグデータの分析やデータベースの最適化を行う際には、SQLスキルが大きな強みとなります。
このスキルを習得することで、AWSでのデータ操作の効率と精度を高めることが可能です。
Linuxに関するスキル
AWSの多くのサービスはLinuxベースで動作しています。
EC2やCloud9のCLI、EventBridgeのcronなどでLinuxに関するスキルが必要となります。
そのため、Linuxに関する基本的な知識とスキルは、AWSを使いこなす上で重要です。
Linuxのコマンドライン操作、システム管理、ネットワーク設定の基本を理解しておきましょう。
セキュリティに関するスキル
AWSはクラウドサービスであるため、インターネットを介してシステムやホームページを動かすこととなります。
そのため、AWSにとってセキュリティは非常に重要な要素です。
AWSでは様々なセキュリティサービスを提供しています。
例えば、SGやNetworkACL、WAF、AWS ShieldやAWS Trusted Advisor、Inspector、KMSなどが挙げられます。
これらのサービスを使うためには、セキュリティの基礎的な知識が必須となるため、しっかりと学んでおきましょう。
おすすめのサブスキル学習・習得方法は?

AWSのサブスキルを効果的に学習し、習得する方法は複数あります。
この章では、特に効果的とされる学習方法を紹介し、それぞれのメリットや活用のポイントについて解説します。
これらの方法を活用することで、AWSのサブスキルを効率的に身につけましょう。
Udemy
Udemyは、AWSのサブスキルを学ぶためのオンライン学習プラットフォームとして優れた選択肢です。
Udemyでは、プログラミング、SQL、Linux、セキュリティに関する幅広いコースが提供されており、初心者から上級者まで対応しています。
今回は私がおすすめするUdemyの教材をご紹介します。
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プログラミングスクール
プログラミングスクールである「SAMURAI TERAKOYA」では、AWSとプログラミング言語の両方を習得できるオンラインスクールです。
専門の講師による直接的な指導やフィードバックを受けることで、学習の効率を高め、短期間で実践的なスキルを習得することができます。
また、現在は日本政府のリスキリング政策の一環により受講料の割引を受けることが可能です。
ひとりで学ぶことに限界を感じている方や、転職をしたい方におすすめの方法となります。
「SAMURAI TERAKOYA」では、無料体験プランが用意されているため、気になる方は是非一度無料体験を受けてみてはいかがでしょうか。
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【虎の巻】これで合格!AWS CLFC-02試験対策ポイント
https://note.com/tech_cida/n/nf0c91c3f077a
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